| 日本から見て、オフショア開発の相手国としては、中国の他、インド、フィリピン、ベトナム等、様々な国があります。
単純に人口で考えると、少なくともソフトウェア業界においては、インド、中国を抜きには考えられません。ソフトウェア技術者の母数という意味で考えると、この2ヶ国が飛びぬけた存在になっています。 では、人的リソースの豊富さ以外に、中国ソフトウェア企業の強みはどこにあるのか?について考えてみたいと思います。 中国ソフトウェア企業の主な強みは、価格の国際競争力、日本語対応力、日本的ビジネス感覚の3点だと思います。 中国の価格の国際競争力は、現在もなお健在です。単純に価格のみで比較するのも問題はありますが、他の諸外国と比較すると、インドよりも安価、フィリピンと同等、ベトナムより高価といった位置にあります。 契約単金について言えば、会社によって差異はありますが、10年前とほぼ横ばい状態が続いています。 また、中国の日本語対応力は、他の諸外国と比較し、 一歩抜きん出ています。 ここでいう日本語対応力とは、仕様打ち合わせ、メール、ドキュメント等々、すべて日本語で開発業務を遂行できるという意味です。 日本語対応力は、大連が一番と思われがちですが、大連のみならず、他の都市にも日本語対応力のある会社が多く存在します。 さらにもうひとつの中国ソフトウェア企業の魅力は、日本的ビジネス感覚に優れている点です。日本的ビジネス感覚とは、多発する仕様変更、品質への高い意識、納期遵守の重要性、曖昧性等々、言わば、日本式の仕事の進め方、考え方を理解している企業が多いという意味です。中国には、日本で業務経験のある技術者が多いためです。 以上が中国ソフトウェア企業の主な強みです。 しかし、すべての企業がこういった強みを持っているとは限りません。発注先パートナー選定に際しては、充分にチェックする必要があることは言うまでもありません。 <関連記事>メルマガ「中国オフショア開発最前線」 |



