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中国オフショア開発Q&A 50問50答

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中国オフショア開発に関する代表的なQ&Aを掲載しております。

中国には、様々なソフトウェア企業が数多く存在します。ここでは、主に弊社として、 日本のお客様にとって、取引しやすい優良パートナーとして、ご提案できると判断する企業群を基準にして記載致します。

一気に読破したい方は、「中国オフショア開発Q&A」(特別公開(無料)レポート)をご利用ください!

下記の中から、ご興味のあるテーマをクリックして下さい。

中国オフショア開発のノウハウ

中国ソフトウェア企業との契約

中国ソフトウェア産業

中国市場進出

中国の社会情勢

中国のインフラ

中国オフショア開発のノウハウ

中国オフショア開発の成功ポイントは何ですか?

中国オフショア開発の成功ポイントを一言で記載するのは難しいですが、敢えて記載すると
以下の3点が最も重要なポイントではないかと思います。
@最適パートナーを慎重に選定する。
A実際のプロジェクトを通じ、充分な相互理解(仕事の進め方、考え方)を図る。
B基本に忠実な開発業務(プロジェクト管理、コミュニケーション)を遂行する。
この3点は、決して難しいことではないのですが、@の最適パートナーの選定については、パートナー情報の不足という課題があると思います。日本では、中国の優良パートナーの情報を入手するのは非常に難しいのは、否定できません。
また、ABについては、お客様にとって、開発業務に着手し始めると、非常に忙しく工数が慢性的に不足することが多いため、わかってはいても、パートナーとの相互理解やきめ細かな進捗管理、レヴュー等、ついつい手が回らなくなりがちだと思います。さらには、文化、習慣、価値観等が異なるため、お互いに、ちょっとした誤解を招いて、それが原因でトラブルに発展してしまうことがあります。
まずは、日本の常識は中国では非常識な場合もあるというスタンスに立ち、何事にもまずは寛大な姿勢を示し、充分なコミュニケーションを図ることを心がけるのが重要ではないかと考えます。
 本ホームページのトップページの中国オフショア開発の成功ポイントもぜひご参照ください!

中国オフショア開発のコストメリットは、どの程度見込めるのですか?

会社によってそれぞれですが、一般的に、日本と比較して、約1/3のコスト、オーバヘッドを含めても30%程度の低減効果は見込めると思います。但し、案件の内容や規模により、この効果額は変わってくるのは言うまでもありません。初めての取引では、どうしても効果額は少なくなりますが、1回、2回と取引を重ねていくことによって、お互いの仕事のやり方、考え方を理解しあえば、開発効率も上がり、効果も大きくなっていきます。

中国は毎年7%〜9%の経済成長で、物価もどんどん上昇していると思います。また、ソフトウェア企業の契約単金もどんどんアップしていると聞きますが、それでもコストメリットはあるのですか?

私は上海在住ですが、物価の上昇は、そんなに激しくないと思います。確かにマンション等は、未だに価格が上昇しています(だいぶ落ち着きましたが)が、食料品等生活必需品や交通費等々、数年前と比較しても、ほとんど物価上昇を感じません。一方、ソフトウェア企業の契約単金についてですが、会社によって異なりますが、一般的には、これもほとんど数年前と変わっていません。

中国ソフトウェア企業の強みは何ですか?

中国ソフトウェア企業の強みは、他のアジア諸外国と比較して、@価格の国際競争力が高い、A日本語対応力が高い、B日本のビジネス感覚に比較的優れている、です。インドと比較しても価格競争力は、かなり高いです。また、日本市場に目を向けている企業では、日本語教育に非常に力を入れています。また、元々、日本のソフトウェア会社で開発業務に従事していた技術者も多く、 日本企業にとって、取引しやすい企業が多いです。

中国ソフトウェア企業には優秀な人材が集まっているのですか?

中国では、重視している産業のひとつにソフトウェア産業があります。言わば、花形産業であり優秀な人材が集まってくる傾向にあります。

中国ソフトウェア企業の人材の学歴は?

中国ソフトウェア企業の人材は、企業により差異がありますが、100%技術系の大学卒以上で修士、博士課程修了者の比率もかなり高いのが一般的です。中国の大学進学率は、2%前後であり、ソフトウェア企業には、こういった難関を突破してきた人たちが集まっており、人材のレベルの高さと言う意味では、疑いの余地はありません。しかし、最近は、IT学校が各地に次々と設立され、今後はこの傾向にも変化が出てくる可能性もあります。

弊社は中国語は、もちろんのこと、英語もあまり得意な社員がおりませんが、それでも中国オフショア開発は可能ですか?

可能です。
英語対応力のある中国ソフトウェア企業も多いですが、日本語で対応できる中国ソフトウェア企業も数多く存在します。また、開発に係わる仕様書、進捗報告書、Q&Aレポート等、100%日本語での対応が可能な企業が多く存在します。

中国では日本語の出来る技術者が多いと聞きましたが本当ですか?

本当です。しかし、どこの会社にも日本語ができる技術者がいるというわけではありません。
中国には、欧米に目を向けている会社、中国国内を主にしている会社、日本に目を向けている会社と、いろいろなタイプの会社があります。この中で日本市場に目を向けている会社も非常に多く、こういった会社は、日本語教育に力を入れています。また、イメージ的には大連に日本語が出来る技術者が多いと思われがちですが、大連のみならず、他の地域でも日本語ができる技術者は多く存在します。

日本向けの仕事をしている会社の技術者は、全員、日本語が出来るのですか?

そういうわけではありません。日本語が出来るのは、お客様対応を行うリーダークラスの技術者です。”日本語が出来る”とは、”技術的なことを日本語で打ち合わせできる”というレベルです。プログラマレベルの技術者は、日本語の仕様書を読んで理解することはできますが、会話はできません。

中国ソフトウェア企業の日本語力を客観的に判断する基準はありますか?

日本語能力検定試験に合格しているかどうかで、ある程度の客観的な評価ができますが、これだけでは完全ではありません。例えば、1級 (最上位)を取得している技術者でも日本語会話が不得意であったり、逆に検定試験に合格していなくても、日本語が堪能な技術者もいます。したがって、取引開始前に、技術面談等をじっくり行って、確認するしかありません。

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中国ソフトウェア企業の技術レベルは、日本と比べ高いですか?それとも低いですか?

日本と同様に、会社によって、得意な分野、不得意な分野がありますので、一概に技術レベルが高い低いとは言えません。ひとつ言えることは、決して低いレベルではなく、新しい技術に対する向上心が非常に旺盛な技術者が多いということです。

中国ソフトウェア企業の納期意識は高いですか?

これは企業により異なりますが、日本向けの仕事を行っている企業は、納期意識が高い企業が多いと思います。納期遵守のためには、残業や休日出勤も対応する企業も少なくありません。

中国ソフトウェア企業の品質管理力、品質意識は信頼できるレベルですか?

これも企業により異なりますが、日本向けの仕事を行っている企業は、品質管理に非常に力を入れている企業が少なくありません。ISOを取得している企業も多く、最近ではCMMの 取得あるいは 取得準備を行っている企業も多くなってきています。しかしCMMを取得するには、非常に高額の費用が必要なため、いずれの企業にとっても簡単に取得できる状況ではありません。したがって、パートナー選定時には、ISOやCMMを取得しているかいないかのみで判断せず、充分に調査を行ない、優良パートナーを選定する必要があります。

新しい中国ソフトウェア企業と取引を開始する場合の最適な案件は何ですか?

初めて取引する場合は、コストメリットをあまり追求しすぎず、まずは、試行的な案件で相互理解を図ることに重点を置くべきだと思います。したがって、小規模案件で、かつ難易度も低いコンバージョン等が望ましいです。何度か取引を重ねるごとに、徐々に規模が大きく、かつ難易度の高い案件を委託する等、段階的、計画的な対応が理想です。

中国ソフトウェア企業の開発環境は?

日本向けの仕事をしている会社では、ハードウェア、ソフトウェアとも標準的な開発環境は揃っています。また、ソフトウェアの日本語版も揃っています。あまり一般的でない開発ツール等は保有していない場合が多いですが、その場合、開発期間中のみ貸出を行う方法で対応可能です。

中国の技術者の特徴は?

人により個人差がありますが、一般論として、個人のポテンシャルが高く、新しい技術や知識を貪欲に吸収しようとする傾向が強いように感じます。

中国では、どこに行けば、パートナー情報を入手できますか?

残念ながら、中国には中立的な貿易振興組織が存在しません。それに代わる組織としては、各都市の各ソフトウェアパークの幹事会社や各都市のソフトウェア協会が存在しますが、必ずしも機能しているとは限りません。また、中国のソフトウェア産業は、現在も成長段階にあり、次から次へと新しいベンチャー企業も誕生しています。このようなベンチャー企業の中にも将来有望な企業が存在します。したがって、優良パートナーを開拓するには、現地で地道にサーベイを行うしかなく、残念ながら、膨大な工数がかかってしまうのが実態です。

【参考情報】

中国オフショア開発に特化したビジネスマッチングサイト「中国オフショア開発総合情報サイト」

中国ソフトベンダ無料紹介サービス

最適パートナーの選定ポイントについて教えて下さい。

主なポイントは以下の通りだと考えます。
@日本市場に目を向けている。
A得意領域、将来の方向性が自社と合致している。
B経営者の柔軟性が高い。
C日本案件の経験が豊富なリーダークラス、あるいは、日本のソフトウェア企業での従事経
 験のあるリーダークラスの人材が豊富である。
D品質意識、納期意識が高い。
E日本語教育に力を入れている。
他にもいろいろとあると思いますが、主として、これらのポイントについて、現地視察、技術面談等により充分な事前調査を行うことが望ましいです。

新規の優良パートナーを探していますが、まず各都市のソフトウェアパークに所属する企業を候補に考えるのが良いでしょうか?

もちろん、ソフトウェアパーク内にも優良パートナーが存在しますが、それ以外にも優良パートナーが存在します。したがって、あまりソフトウェアパークを意識することなく、広く優良パートナーを開拓することが重要だと思います。

日本案件の実績が豊富なパートナーと取引するのが望ましいですか?

考え方が2つあります。
 ひとつは、ご質問の通り、日本案件の実績が豊富な企業をパートナーとして選定することです。しかし、こういったパートナーは既にメインの顧客が付いており、エース級のリーダークラスの人材は、既存の顧客の案件に投入されるのが実態です。しかし、安全性を第一に考えると、この方法が一番ですし、徐々に仕事量を増やすことによって、より優秀なリーダークラスの人材を確保していくことも可能だと思います。
 もうひとつの考え方としては、敢えて、日本案件の実績が豊富ではない企業、将来有望と思われるベンチャー企業等をパートナーとして選定する方法です。これは、上述の方法と比較し、当初は、指導、育成も行う覚悟が必要であり、管理面での苦労は多いですが、徐々に仕事量を増やし、そのパートナーにとってお客様がメインの顧客になることができれば、当該パートナーのエース級のリーダークラスの人材を確保することが可能となります。当該パートナーがお客様との取引をきっかけに発展、成長することができれば、長期的に考えても、かなり堅固なパートナーシップを組むことが可能です。

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中国オフショア開発を行う場合、ブリッジSEは、必ず必要ですか?

ブリッジSEは必ずしも必要とは限りません。また、ブリッジSEを配置したからといって、プロジェクトが必ず成功するとも限りません。逆にブリッジSEを配置することにより、油断してしまい、プロジェクトが失敗してしまうこともあります。
プロジェクト管理経験の浅いブリッジSEを配置するのであれば、むしろ、日本人技術者が直接、中国ソフトウェア企業の技術者と一緒に仕事をした方が安全だと思います。
したがって、案件の内容により、最も効率的な開発体制を検討し、仕様変更が頻繁に発生する等、日本側に窓口があった方が効率的な場合には、ブリッジSEではなく、日本に拠点を持っている中国ソフトウェア企業や中国に現地法人を保有している日本企業と取引する方法も考えられます。

中国ソフトウェア企業の技術者を日本へ招聘することはできますか?

可能です。
しかし、最近は、受け入れ側である日本政府の方針で、ビザの発給の手続に時間がかかりタイムリーに日本へ行くことが難しい状況です。したがって、どうしても計画的な対応が難しくなるのは確かです。出来れば、日本から中国に出張し、技術打合せ等を行う方が良いです。

中国現地のお客様企業に常駐した形で、開発を行いたい案件がありますが、対応可能ですか?

日本では、客先常駐という形式は、一般的ですが、中国では、あまり一般的ではなく、むしろ出来るだけ避ける企業が多いです。それは、技術者を客先常駐させることにより、人材の引き抜き等のリスクが高まると考えられがちだからです。しかし、短期間の客先常駐であれば問題なく対応する企業が多いです。また、将来的には持ち帰り作業になることを保証すれば、対応可能です。

中国ソフトウェア企業は、日本のソフトウェア企業と比較し見積工数が多くなりがちと聞きましたがなぜですか?

必ずしもそのようなことはありません。お客様の査定工数とパートナーの見積工数に差異が出る原因は、主に@仕様書の不備、A仕様説明の不足、Bパートナーの仕様理解不足、だと思います。査定工数と見積工数に大きな乖離が発生した時は、再度、乖離のある部分について充分な仕様説明を行うことが重要だと思います。たとえ、見積工数が査定工数よりも少ない場合でも、後々のトラブルを防止するためには、再度、説明を行うべきだと思います。

中国オフショア開発では、日本語から中国語への翻訳が必須と聞きましたが、本当ですか?

確かに翻訳をする必要がある中国ソフトウェア企業も存在しますが、翻訳を介したソフトウェア開発は翻訳の段階で仕様の誤りや行き違いが発生し、トラブルのリスクが高まります。また、過去、そういった失敗経験があるため、私どもでは、そういったパートナーとの取引は、お奨めしていません。
日本向け案件の経験が豊富な企業であれば、一切、翻訳を行わず、日本語の仕様書のみで開発を行う企業が多いです。

中国ソフトウェア企業の開発方法は、日本の開発方法と比較して、どのような違いがありますか?

日本市場に目を向けている中国ソフトウェア企業は、日本の開発方法を手本としています。また、日本のお客様の管理方法に合わせた対応を行うというスタンスが非常に強い企業が多いです。したがって、開発方法は、日本とほぼ同じと考えて良いと思います。

中国ソフトウェア企業と取引すると、プロジェクトの途中で体制変更を行われることがしばしばあると聞きました。これでは心配で取引ができません。本当にそんなことがあるのですか?

私どもが知る限り、そのようなことはほとんどありません。また、私どもでは、取引開始前に体制変更の禁止を記載した契約書を締結する ようにしております。契約だけで全てをカバーできるわけではありませんが、万一、そのようなことをするパートナーであれば、優良パートナーとは考えにくいです。何らかのやむを得ない事情がない限り、取引を継続する価値を感じませんが、いかがでしょう?

中国ソフトウェア企業に仕様説明を行うと、Q&Aレポートが大量に発行され、その対応工数が馬鹿にはならないほどです。なぜでしょうか?

まず第一にQ&Aレポートが多いということは、歓迎すべきことだと考えましょう。なぜならば、それだけ仕様を正確に理解しようとしている証だからです。逆にQ&Aレポートがほとんど発行されない場合は、かなり危険 な状況ですので、即、フォローしなくてはいけません。
 次にQ&Aレポートの内容に重複がある場合は、パートナー側のQ&Aレポートの発行管理体制を確認しましょう。通常の管理レベルの企業であれば、リーダーが全てのQ&Aレポートの内容をチェックして一括管理していますが、もしそのような体制ではなく、複数のメンバからバラバラに発行されているようであれば、これを改めるように調整する必要があると思います。
 また内容的に基本的な事項が多いと感じた場合は、仕様説明をもっと充分に行う必要があると考えるべきだと思います。彼らは日本語が出来るとは言え、母国語ではありませんので日本人よりも理解力が落ちるのは仕方がないと考えなければなりません。日本人 に説明するよりも意識して丁寧に説明するように心がけることが重要です。

中国では、技術者の定着率が低く、ノウハウの蓄積が難しい。プロジェクトの途中でリーダーが退職してしまうというようなことはないのでしょうか?

企業により、状況は異なりますが、一般的には、日本企業に比べると、定着率は低いと思います。しかし、定着率が低いのは、若年層のプログラマレベルの人材です。若いうちは、いろいろな企業に勤め、様々な経験を積み、キャリアアップを図ろうとする傾向が強いです。
一方、中堅クラスあるいは、リーダークラスの人材になると、定着率が高くなる傾向です。したがって、プロジェクトの途中で、リーダーが退職してしまうというようなことは、滅多にあることではありません。

中国ソフトウェア企業あるいは技術者のプロジェクトに対する姿勢はどうですか?

企業の社風、個人の性格により差異があるため、一概には言えませんが、一般的には、現在のプロジェクトを必ず成功させなければならないという意識が高いと思います。なぜならば、今、行っている案件が万一失敗すれば、次回の案件の受注はまずあり得ない、社内での自分の評価も落ちる、といった危機感はかなり持っていると思います。

中国オフショア開発において、中国ソフトウェア企業との取引に関し、どのようなスタンスで望むのが良いですか?

主に以下のようなスタンスで望むのが理想だと思います。
@対等なパートナーとして付き合うこと。
  いわゆる下請会社という扱いではなく、協業パートナーとして付き合うことが必要です。
A中長期的な取引を行うスタンスで望むこと。
  中国ソフトウェア企業は、スポット的な取引ではなく、中長期的な取引を強く望みます。
B適度な緊張感を持って、取引を継続すること。
  万一、失敗した場合は、他社への切り替えも辞さないというスタンスを保つ。甘えや馴れ合
 いの中での取引は、お互いにとってメリットは少ないと思います。
C真のパートナーシップを結ぶべく、相互理解を図ること。

中国ソフトウェア企業は、新規開発を望み、既存システムのコンバージョンや保守等は好まないと聞きましたが、そうなのでしょうか?

確かに技術者にとって、新規の開発案件の方が遣り甲斐はあるでしょうが、必ずしもそのような案件しか受注しないというわけではありません、中国オフショア開発の大半は、既存システムの保守が多いのではないかと思います。したがって、このようなことは気にする必要はないと思います。

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中国ソフトウェア企業との契約

中国ソフトウェア企業との契約は、やはり英文契約書になりますか?

いいえ。日本語が中心です。少なくとも日本市場に目を向けている企業との取引であれば、日本語での契約締結が可能です。

インドパートナーは契約に関し、ハードネゴシエーターと聞いていますが、中国はどうですか?

中国はインドに比べると、ハードネゴシエータではありませんが、時々、契約交渉が難航することもあります。こういった場合は、日本人が直接契約交渉を行わず、中国人同士で契約交渉を行う体制を組むとスムーズに調整ができます。

中国企業は契約概念に乏しいと聞きますが、通常通り、商取引が出来るのでしょうか?

中国にもいろいろな企業が存在しますので、一概に言えませんが、日本市場に目を向けている中国ソフトウェア企業の多くは、日本で業務経験のある技術者や 日本留学経験者が中国に帰国し起業した企業やキーマンが日本でのソフトウェア開発業務経験者である場合が多く、商取引の感覚や契約概念は、しっかりとしている企業が多いです。したがって、パートナー選定時に充分な調査を行い、発注先を決定しさえすれば、このような問題は発生しないと思います。

中国ソフトウェア企業と取引する際に有利な契約条件を獲得するには、どのようにすれば良いのでしょうか?

特に中国に限った話ではありませんが、開発着手前に契約条件交渉を行い、契約を締結することが重要です。契約締結が、開発着手後にずれ込んでしまった場合、信頼関係があれば別ですが、そうでない限りは、有利な契約条件の獲得は難しくなります。

中国ソフトウェア企業と取引するに当たって、機密保護が心配ですが、契約でカバーすることは可能でしょうか?

契約のみで100%カバーできるとは言えませんが、機密保護ということを充分に意識しているパートナーが多いです。しかし、機密性がある案件を開発委託する場合は、必ず見積依頼前に機密保持契約を締結すべきだと思います。また、初めて取引する時から、機密性の高い案件を委託せず、実際の取引を通じ、充分な信頼関係を構築した後に、こういった案件も委託するようにしてはいかがでしょうか?
中国のソフトウェア企業では、こういった問題への徹底した対策として、オフィス内のPCにCD-RWやFDD等、外部記憶媒体を利用できる機器を一切設置していない企業もあります。

中国ソフトウェア企業との取引では、瑕疵担保の概念は有効ですか?

瑕疵担保の概念は有効です。弊社では、瑕疵担保期間1年で交渉し 、成約できています。

ラボ契約とは何ですか?

ラボ契約とは、半年間あるいは1年間契約で発注する仕事量の最低保証を行う契約です。これにより発注者側は、優秀な人材を安定的に確保し、ノウハウを蓄積することが可能となります。言わば、人材の囲い込みです。しかしその反面、仕事がない場合でも最低保証分の発注を行な わなければならないというリスクを抱えます。
弊社では、最初の取引からラボ契約はお奨めしていませんが、信頼関係が構築できた段階で、より密接に、かつ中長期的なパートナーシップを結ぶために、ラボ契約もひとつの選択肢として、検討すべき契約方式であると考えます。

さらに詳しくは、TOPページのラボ契約とは?をご参照ください!


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中国ソフトウェア産業

中国の主要なソフトウェア産業都市はどこですか?

現在のところ、量、質ともに、北京、上海、大連が主要都市になります。 しかし、その他の都市にも有力なソフトウェア企業は多く存在します。中国は、各都市の市政府間で経済発展の競争をしています。特にソフトウェア産業の発展に力を入れている 市政府が多く、今後は、北京、上海、大連に限らず、その他の都市にも目を向けていくべきだと思います。

中国のソフトウェア技術者は豊富ですか?

豊富です。少なくとも製造要員は、かなり豊富な人材が存在し、当分は不足することはないと思います。但し、プロジェクト管理を行えるリーダークラスの人材、日本語対応力のある人材は不足気味です。日本市場に目を向けているソフトウェア企業は、こういった人材の確保、育成に力を入れ ています。

中国にはソフトウェアパークがどのくらいあるのですか?

大小併せるとかなりの数(数十箇所)があります。
中国のソフトウェアパーク(中国まるごと百科事典)
しかし、ソフトウェアパーク以外にも優良パートナーは数多く存在しますので、あまりソフトウェアパークを意識しすぎる必要はありません。

中国でソフトウェア産業はどのような位置づけにありますか?

中国では、かなり重要視された産業のひとつです。言わば花形産業であり、優秀な人材が集まる産業です。

中国ソフトウェア企業にとって、日本企業と取引するメリットはありますか?

もちろん大いにあります。これは、多くの総経理(社長)が口を揃えて言われることですが中国国内での取引では、きちんと仕事をしても売上回収が困難で、期限通りになかなか送金してもらうことが難しい ケースが多いです。一方、日本企業の多くは、品質、納期には厳しいですが、その反面、きちんと仕事をして成果物を納品し検査合格すれば、ほぼ期限通りに送金してもらえるので、メリットは大いにあるとのことです。


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中国市場進出

中国市場に自社製品の市場投入を行いたいと考えていますが、どのような販売方法が有効ですか?

中国現地の日系企業がターゲットであれば、自力で販売できる可能性は充分にあると思いますが、パッケージソフト等では、既に日本企業がかなり進出しており、他社製品との差別化が重要ではないかと思います。
また、中国現地の日系企業以外をターゲットとする場合は、日本企業単独での販売は非常に困難だと考えられますので、現地の有力な販売パートナーを探し、販売提携するのが最も早道ではないかと思います。


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中国の社会情勢

中国は共産主義ですが、通常の国のパートナーと取引するのと比較して、気を付けなければならない点はありますか?

中国の政治は、共産主義ですが、経済の実態は完全に資本主義だと思います。また、WTO加盟以降、徐々に規制の緩和も進み、今後も一層、経済の資本主義化は進むのではないかと思います。したがって、こういう観点からは、特に注意することはありません。

中国の治安はどうですか?

中国の治安は、内陸部はまだまだ危険な地域がありますが、都市部は安全です。

戸籍制度とは何ですか?

中国では都市戸籍と農民戸籍の2種類があります。たまたま農村部に生まれた人は、都市部にある大学を卒業しない限りは、生涯、都市部に住むことができないという法律です。これは人口の都市部集中を防止するための政策です。
企業にとっては、この法律により、地方の優秀な人材を採用することができなかったのですが、上海市においては、この規制が撤廃され、中国全土から自由に人材を採用できるようになっています。


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中国のインフラ

インドでは停電が頻繁に起こり、ソフト会社では自家発電を行っていることが多いですが、中国はどうですか?

最近、経済の急成長に電力供給が追いつかず、エアコンの稼働率が上がる夏場のみ時々制限がありますが、その他はほとんどありません。

インターネット、E-Mail等は、通常通り、利用できますか?

ADSLは、日本と比較し、容量が少ないですが、ほとんど支障なく利用できます。


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